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成果を出すリモートワーク環境をつくるための9つのヒント

2022.04.07 更新

#Hyper Island#マインドセット#チームカルチャー

今日のビジネスカルチャーにおいて、リモートワークは、単なるソリューションというよりも独立したモデルとして急速に評判を高めています。リモートワークが組織のニーズに合致するなら、以下のヒントやコツは、効果的なリモートワーク環境をつくる上で非常に役に立つでしょう。

目次

    成果を出すリモートワークのためのヒント

    1. 頑張りすぎない

    リモートワークは極めて大きな転換となります。ストレスを感じたり、落胆したり、孤独を感じたり、無関心になったり、不安になったりと、その時々によってあらゆる感情を抱くかもしれません。また、幸せを感じたり、落ち着いたり、安心感を抱いたり、生産的だったり、エネルギーが湧いたりするときもあるでしょう。常に気分が乗っていなくてもいいのです。それが人生です。変化に慣れるまでには時間が掛かるものなので、自分自身に優しくしてあげましょう。

    2. 過剰なコミュニケーション

    メッセージのスレッドに情報が情報が埋もれてしまいがちです。また、リモートワークなので、メッセージはきちんと伝えること。ときにはビデオ会議で、ときにはテキストで、というように、自分が一番やりやすい方法で伝えてください。

    3. リーダーへの連絡方法をチームメンバーに周知する

    あなたがリーダーであれば、チームメンバーがリモートで仕事をしているからには、期待していることを明確にしておかなければなりません。お互いにどのようにコミュニケーションを取るのかをすり合わせておきましょう。WhatsApp、テキストメッセージ、Skype、Eメール 、Slack、インスタントメッセンジャー、Zoomなど、どのプラットフォームを使いますか?お互いのコミュニケーションに関して明確にし、調整しておくことが大切です。

    4.時間を記録する

    作業時間を記録することによってクライアントへの請求が楽になるとともに、生産性の向上に役立つデータが得られます。仕事の仕方の傾向性や、日々の業務にどれだけの時間を費やしているかを把握することができるでしょう。

    ポモドーロ・テクニックを試しても良いでしょう。これは、25分間仕事をすると通知されるようにし、その後3分間の休憩を取るという方法です。時間単価での請求であろうとなかろうと、時間を記録することによって1日の過ごし方をより認識できるようになるのです。

    5.身なりを整える

    通常のビジネス環境と同様に身なりを整えるようにしましょう。その日1日に向けての気持ちを切り替えてくれます。パジャマや汚れたスウェットでビデオ会議に参加する癖をつけないようにしましょう。ルーティンを維持することで、本当の意味での活力が得られるのです。

    6.意図的に休憩を取る

    スケジュールに休憩を入れ込むようにしましょう。またはアラームをセットして1時間ごとに体を動かしたり、ストレッチしたりするなどしましょう。調節可能なスタンディングデスクのようなものがあれば立って作業をしても良いでしょう。
    電話での状況確認では、定期的に家の中を歩き回るようにしましょう。また、少なくとも30分は仕事をしている場所から離れて食事休憩を取るようにしましょう。体を動かすことで、仕事に戻ったときにやる気が出たり、生産性を高めたりすることもできます。屋外または開いた窓のそばで電話することができるなら、これも活力を与えてくれます。

    7.信頼できるテクノロジーに投資する

    リモートワークをうまくいかせるためには、確実につながるWi-Fiが不可欠です。これが成功の立役者となります。
    しかし、効果的な環境というのは良好なインターネット環境だけを言うのではありません。安定したインターネットでビデオ通話を行うことに加え、どのツールやテクノロジーを使うべきかを検討する必要があります。独自の環境に応じて、周囲の騒音に邪魔されないようにノイズキャンセル機能の付いたヘッドホンを選ぶかもしれません。また、デスクには大きなモニターを使う人もいれば、見やすいように2台のスクリーンを選ぶ人もいるでしょう。

    8.ワークスペースを考える

    作業効率が上がるような空間をどのように整えますか?近くのコワーキングスペースでしょうか? 家に仕事用のスペースを設けますか?それとも地元のカフェですか?周囲によってモチベーションが上がるような環境、そして、どんなことが起こっても解決できるような環境を整えておきたいものです。

    9.「ログオフ」すべき時を知る

    「いつ仕事を切り上げるのか?」これは多くのリモートワーカーにとって非常に難しいところです。メールや通知は24時間365日受け取ります。様々なタイムゾーンにいる人と働いている場合は特にそうです。だから「退勤時間」の習慣をつけなければなりません。そのためにも、スケジュール表に入れ込んでください。勤務中に最も効果的で創造的になれるよう、ある程度の柔軟性を持たせると良いでしょう。しかし、必ずその日のうちにログオフする時間をつくりましょう。ついやり続けてしまうと、ストレスがたまり、燃え尽きてしまうからです。

    高いパフォーマンスを発揮するリモートワーカーたちが機能するリモートチームとして協働することは、従来の勤務スタイル以外のリーダーにとって最適な選択肢となります。

    ※この記事は、原文Create a high-performing remote working situationを、許可を得て翻訳、編集したものです。

    ※この記事はTDSブログへ統合する以前のddpostの記事です。

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